コンビーフ
とうもろこしの粒のような塩で、肉を漬けたので、コーンビーフと呼ばれています。
もともとは、アイルランド料理ですが、塩漬けにした肉を携え、西に向かったアメリカ開拓時代の代表的な1品です。
残った野菜や肉は、つぶしてバター・フライパンで焼くと、ハッシュド・ビーフになります。
あるいは具材だけを鍋に移し、水を加え、カレーやシチューに再利用できます。
煮汁の塩分が高いので、煮汁の再利用は、おすすめできません。
具材からも塩分が出ますので、ルーの量は味を確かめながら加えて下さい。
具材からも塩分が出ますので、ルーの量は味を確かめながら加えて下さい。

材料
(仕込分)
- 牛・肩バラブロック
- 粗塩
- 牛ももブロックでもできます。さっぱりとした仕上がりになります。
- 肉の重さの5%の粗塩が必要です。
精製塩では塩辛くなりすぎるので、自然の塩をおすすめします。
(煮込み分)
- キャベツ
- ジャガイモ
- 玉ねぎ
- にんじん
- かぶ等
前日の仕込み
ブロックのままの牛肉に、肉の重さの5%の粗塩をもみこみ、フリーザーバッグ等に入れ、冷蔵庫で1晩ねかします。漬けている間に汁が出るので、こぼれない様にバッグのままバッドなどに入れて冷蔵庫にお入れ下さい。
当日の煮込み
- 前の日に塩漬けした肉を流水でよく洗い、余分な塩を落とします。
- 深鍋に肉の重さの7倍の水と、洗った肉を入れ強火にかけます。
沸騰したら火を一番弱くし、フタをずらしてして3時間煮込みます。決して、強火でゴトゴト煮込まないで下さい。時々、プクップクッとする位の弱火で煮ます。 - 野菜を切ります。
・キャベツ・玉ねぎは芯をつけたまま4等分にします。
・にんじんは、縦4等分にします。
・ジャガイモは、皮をむきます。
・かぶは2~4等分に、かぶの葉は15cm位に切ります。 - 肉を3時間煮込んだら、にんじん・ジャガイモ・玉ねぎ・キャベツを入れ強火にします。
沸騰したら弱火にして、フタをずらして30~45分程煮ます。 - かぶを入れ強火にし、沸騰したら弱火にして15分程煮ます。
- かぶの葉を入れ強火にし、沸騰したら弱火で5分程煮ます。
かぶをお使いにならない場合は、④で1時間ほど煮込み、できあがりです。
- 大皿に盛り付けます。
大皿で食べやすい大きさに切ります。
小皿に取り、オリーブオイルとワインビネガーをかけてどうぞ。
お好みで粒マスタードやコショウを使っても美味しいです。

コクのある辛口の白ワインや軽めの赤ワインがおすすめです。
オーストラリア フル・ムーン ブーシーズ・チョイス
シャルドネ
750ml
※店舗によってはお取り扱いのない場合がございます。ご了承くださいませ。
