魚の粕漬けを作ろう!
一度、粕床を作ってしまえば、何度か使えます。
鶏ももや豚ロースにも使えますが、肉を漬ける場合は粕床を使い切る時に漬けて下さい。
肉の後の粕床の使い回しはおすすめしません。
粕床で漬け込むには、フタ付きのホーローやガラスのタッパーがあると便利です。

《粕床の作り方》材料・分量
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酒粕(板状)300g
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味醂100cc
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日本酒100cc
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塩小さじ2
- 味醂は、甘強酒造の「昔仕込本味醂」等の本味醂をおすすめします。
《魚を漬ける》材料・分量
- 上記の粕床に魚を4切れ前後、漬けられます。
- 生(銀)タラ、鮭、タイ、サワラ、キンメダイなどがおすすめです。
切り落としをお求めになられますと、形は一定ではないものの、安く美味しくつけられます。
粕床の作り方
酒粕は細かく刻み、すり鉢に入れ、そこに日本酒と味醂を入れます。
最初はすりこ木でつくように形を潰しそれから、よくすり、なめらかにします。
塩も加え、よくすります。
漬け方
- 魚に軽く塩をして盆ザルやキッチンペーパーの上に30分程置き身をしめます。
甘塩の鮭やタラの場合は、①は省いて②にお進み下さい。
- 30分程たった①の魚をキッチンペーパーなどで、魚のまわりの水分を拭き取ります。
タッパーやバットなどに粕床を半分平らに敷き、その上に魚を重ならない様に並べます。
魚の上に、残りの粕床を入れ、魚を覆います。
フタ(ない場合は、ラップ)をして、冷蔵庫に入れます。 - 漬けてから3日目位が食べごろです。
余り長く漬けると硬くなり美味しくありません。
漬けたものの、4~5日以上召し上がれない様な場合は粕床から出し冷凍して下さい。
焼き方
まわりに粕を、つけたままの状態で、魚焼き用のグリルで焼きます。
焼きあがりはまわりの酒粕が真っ黒に焦げていますが、菜箸を寝かせて魚の上を動かすと、簡単に焦げた粕が取れます。
残った粕床は…。
続けて、もう1~2度使うことができます。
漬けた魚を食べきれない場合は、粕をつけたまま切り身を1切れずつラップに包み更にジッパー付の冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存します。
肉を漬けたら、それ以降の再利用はせずに、その粕床は使い切って下さい。

日本酒がおすすめです。
宮城県 萩の鶴 手造り純米酒
720ml
※店舗によってはお取り扱いのない場合がございます。ご了承くださいませ。
